このところテレビで観ない日はないほどの人気お笑いコンビ「雨上がり決死隊」。
順風満帆に見える彼らも、天然素材を抜けて東京進出後の10年ほど前までは、目をつぶって横断歩道を渡ってしまうほど先が見えないどん底だったんですねぇ、知りませんでした。
そんな雨上がり決死隊、ブレイクのキッカケは、伝説のバラエティ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で、あの浜田・松本に対し、若手芸人からされたことのないようなことをする、というまさに「捨て身」のコント。
よりによって、あのダウンタウンの二人を、メガホンで叩きまくり、他のレギュラーメンバーに蹴りを入れまくる、ある意味命懸けの企画。
あの芸能界一のキレキャラ、恐怖の浜田にたとえコントとは言え、あれほど頭ごなしに罵声を浴びせ、ボコボコに殴ったのは、後にも先にも彼ら二人以外にいませんよね。。
観てるこっちの方がハラハラしましたよ。
でもそこが妙にシュールで、観る者を一瞬にして惹きつけたんでしょうね。。
何でも、これがダメならお笑いの仕事を辞める覚悟だったそうですけど。。。
へタすりゃそれどころじゃない事になりかねないほどの本気度、結果、視聴率20%越えで、その直後から仕事が一気に増えたらしい・・・。
「背水の陣」とはよく言いますが、人間、どん底から抜け出すには、命を掛けた決死の覚悟が、必要なんですねぇ、やっぱり。。。