「メレンゲの気持ち」で北野武がマジトーク。感動した。

「メレンゲの気持ち」700回記念ということで、あの北野武をゲストに迎え久本とオードリーの二人がインタビュー。
さすがに久本も顔が引きつるほど緊張してたな、、まあ、無理もないけど・・・。
それにしても、たけしって相変わらず言葉に含蓄あるよなぁ。。。
オードリーを前にして、久本から
「最近のお笑い芸人で気になるのは?・・・」と聞かれたたけし、
「俺も昔、先輩芸人にさんざ「あんなのは漫才じゃねぇ!・・」って言われて頭に来てたから、俺は絶対、そう言うこと言わないの・・・」
って、それある意味、オードリーに対する最高の優しさでもあるよな、と。。
これ、分かる人には分かる、最高の処世術、ですねぇ・・・。
それと、当時の漫才ブームが終焉を迎える直前の、「生き残り術」。
たけしはあくまでも「結果論」であると、強調してましたけど。。。
現在進行形のオードリーには、胸に突き刺さる”お宝アドバイス”だったでしょうね。
やはり、島田紳助、さんましかり、矢沢永吉しかり、生き馬の目を抜く芸能界で、第一線をキープしながら30年以上も走り続けられる人達は、誰ひとり、ただ何となく、流れに身を任せてなどいないんですよね。
裏でキッチリ、時代を読み、戦略を考え抜いている。
彼らへのインタビュー番組は、録画必須ですよ。
辛いときや壁にぶつかった時、まとめて見ると、必ずそこにブレークスルーのヒントが隠されていることに気づかされます。
人間、伊達や酔狂では「大物」にはなれませんからねぇ・・・。

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5 下準備
5 何度読んでも面白い
5 たけし師匠の巧みな話術で達人たちの”感性”が明らかになる
5 さすがはたけし
5 一気に読めて雑学力UP