ブラタモリ!平泉
中尊寺へ・・・
サンコンさんが、初めてお通夜に出た時に、
お焼香を食べていると思って、食べたというストーリーを
紹介するタモさん
2011年文化遺産の中尊寺
旅行で来たことがある近江アナ、
40年前と20年前と20年周期できているタモさん、
のお題は、「黄金の都・平泉はなぜ栄えた?」
藤原3代 清衡(きよひら)、基衡(もとひら)、秀衡(ひでひら)
欧州藤原氏は平安時代後期東北一帯を治めた一族で、
その中心が平泉、100年の栄華を栄えました。
マルコポーロの東方見聞録に日本はジパング黄金の国として紹介されているのは、
平泉ではないかと・・・
金色堂
国宝建造物第1号なんだそうです。
中尊寺・金色堂は壁や床まで金色に輝くので、
皆金色と称されます。
本尊、阿弥陀如来は極楽浄土
紫檀(ローズウッド)バラの香りがする、高級木材
あまり香りがしない・・・
が、極楽浄土の香りなんだそうです。
産地が東南アジア
平安時代に取り寄せた。
木材のヘリにも象牙が使われている。
シルクロードの隠れた終点?
数多くの絢爛豪華な建物があったそうです・・・
中尊寺の境内の北の端の建物、かんざん亭へ
結構高くなっていました。
崖になっていて、高さ100m、東西1Kmに絶壁が広がります。
この「へり」国境のがけで、11世紀中頃、
大和朝廷と300年に渡り闘い続けた紛争地帯だった・・・
長い戦いの後、初代清衡が東北を統一、
境、縁の部分にまず寺を作った。
国境のヘリを逆に中心にしてしまえという発想だったのでしょうか。
北上川の川沿いに平泉がある。海運の拠点だった。
当時人気だった大鷲の羽の産地は蝦夷で大量に仕入れた。
南はシルクロード沿いに貴重な象牙などが入ってきた。
平泉を南北の結節点、貿易の拠点として生まれ変わらせた。
北上川を分けて地層が全く違うそうで、北上山地へ・・・
近江アナ、一発で腕足類という貝に似た生き物の化石を発見、
また、違う種類のを発見・・・
ご機嫌の近江アナと外して期限の悪タモさん。
腕足類やアンモナイトの化石が出る・・・
恐竜の前のデポン期という3億年以上前の地層です。
北上川の西側の2000万年前、日本列島が出来た時の地質に比べて、
東側は1~5億年前の地質で、これだけ古い地質が出ているのは日本でここだけだそうです。
実はこの地層のお陰で、平泉は繁栄した・・・
北上山地は日本一の砂金の宝庫だった!
金色堂の金はほとんど北上山地のものだそうです。
猊鼻渓で川下りをして、
砂金と古い地質の関係を探ります。
川底が光っている・・・
雲母が光っていた。
磁石を入れると砂鉄がごっそり!
砂鉄好きの近江アナ大はしゃぎ♪
南部鉄器の原料がこの砂鉄だそうです。
日本有数の花崗岩地帯で、
金山が北上山地で100箇所とか、
2000箇所あったと言われているそうです!
花崗岩のヘリに金を含む地層が多いそうです。
地下5000mにある花崗岩の岩石が、
古い地層のため、ゆっくりと隆起して、
平泉の文化が栄えた時代には、
この辺り一帯に金の鉱脈が露出して、
風化した花崗岩から金が川に流れた・・・