今夜の「お願い!ランキング」はご存じ居酒屋「土間土間」。
私も以前はよく利用してたのでちょっと気になります。
まあ最近はどこもかしこも「女子会」メニュー花盛り。
オジサン達は日に日に財布の中身が寂しくなる一方、若い男子は草食化の一途・・・。
ということなんでしょうか、唯一元気な?女子をターゲットに!ってそれはもう飲食業界のレッドオーシャン、ですね。
で、ご多分に漏れず「土間土間」も女子会向けの創作料理に力を入れ、なんと女性来客数だけで月間54万人、だとか(全国236店舗)。そりゃ、力入るわぁ~。。
と言うわけで、今夜は新鮮野菜をメインに据えた「女性向け創作新メニュー」をひっさげて美食アカデミーに挑戦!。
審査員は川越シェフ、和食料理人青山有紀、そしてフランス料理研究家斉藤美穂の3名。
今夜はいつにも増して手厳しい。。「土間土間」のスタッフ一同も、内心「来なきゃ良かった・・・」と後悔してたはず^^;。
まず第7位は、売上6位の「アボカド鶏ハンバーグ609円」。
いきなり青山さん、「見かけ倒し」「味が無い」「見た目だけで私を喜ばせることができると思ってるのかな」などと、これぞ「歯に衣着せぬ」の見本!のような酷評。恐れ入ります。
続く川越シェフも、
「お肉が何の塩気も無い」「味は乗らないわ、旨味は広がらないわ、最後口に残るのはひとりぼっちになったアボカドだけ」と。そしてズバリ、「美味しくないね」と。
斉藤先生もご同様。。オール5点。
続いて第6位は、売上4位の「まるごとブロッコリーのアンチョビソテー504円」。
こちらも青山さん、「上からソースをかけただけ」「実際食べてみたら二度と頼まない」とバッサリ。
斉藤さんも「無理がある」「こういうやりかたは無し」と。
川越シェフに至っては、「絶望的にマズイ」と断言。
観てる方もハラハラします(–;)。この先、大丈夫ですかぁ。。。
気を取り直して第5位、「土間土間ラーメン819円」。
これは私的にもちょっとなぁ・・な感じ。この量でこの値段は無いわ、味以前に。。
審査員のお三方も、一様に「量が少ない」と。
青山さんが言うとおり、女子会は割り勘が基本。なのにこの量(2~3人でシェア出来ない量)でこの値段のものをひとりで頼みづらい、ですよね。
しかも味の方も「ぼや~っと甘くて、重い」らしい。
この段階で未だ合計18点。先が思いやられます。。
続く第4位は、売上4位の「ほうれん草のグリーンパエリア609円」。
「白鳥もち」というもち米を使用したパエリアなんだそうですけど、それが見事に裏目に。
斉藤さん、半ばあきれ果てた表情で開口一番、「な、なんなのかしらねぇ~、、何か、炊き込みご飯という感じ・・」と。
結局こちらも合計19点。おいおい。。
その後第3位は売上1位の「アボカドと豆腐の和カモレサラダ609円」。
→「味的にはぼけてる(斉藤)」「目の前のパフォーマンスは求めていない(青山)」で合計20点。
第2位は、売上3位の豊熟もち豚の塩WASABIステーキ714円」。
→「とにかくもち豚の上に乗った大根おろしがダメ!(全員)」ということで合計21点。
まあこの辺は、好みの問題のような気もしないでもないですが。。もち豚は旨そうだし。。
さていよいよ第1位は?売上7位と最下位の「香味野菜の冷製ぶっかけおうどん557円」。
見た目はなんてことない普通のぶっかけうどん、な感じですが、コレが何と!!
川越シェフ「美味しいね!これは美味しい!」と満面の川越スマイル(^_^)b
青山さんも「本当に最後まで飽きさせない工夫をしているんだなっている楽しさを感じる」と。
途中で帰っちゃうんじゃないかと心配していた斉藤先生も^^;、
「これから春夏にかけてぴったり」とクールに絶賛。ヨカッタヨカッタ。。
で、最後はかろうじて全員10点満点の合計30点。
いやぁ、それにしても今回は「ちょいキビ」どころか「鬼キビ判定員」な感じでしたねぇ。
まあでも、何でもかんでも「旨い!」の「甘い!」だの「やわらか~い!」だのを連発するだけのグルメ番組よりは信憑性ありますね。
料理長はシッカリした感じの方だったので、これを踏まえて改善していただければなにより、ということで。。